ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第二十七回)

統一東京の松本です。12月の第二弾のラーメン特集です。今回のラーメンはかなりレベルが高いです。魚介系から博多ラーメンまで、台湾のラーメンのレベルの高さを感じさせる回です。豚骨は年齢の関係もあり、少し遠慮気味だったのですが、今回の2件はまた私の豚骨熱を復活させました。

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①美味しい鶏味    數寄屋 辻葉 ゆず塩鷄白湯らーめん專門店

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 ここは、夕方からの営業のみ。一度行ったきり足が遠のいていた。今日は夜コンサートがある、その前の腹ごしらえで訪問。

 スープは濃厚タイプと清湯タイプがある。清湯タイプにしよう。

 カウンターで勘定を済ませ、待つこと数分。ラーメンが運ばれてきた。

 澄んだきれいなスープだ。早速一口、口の中に出汁のうまさが広がる。素直に美味しい。麺は硬めで私好み。鴨・鶏・豚の三種類の叉焼も美味しい。途中で柚子を絞り味変も可能。また、柚子胡椒もついていて、これでも味変可能。

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 あっという間に完食。

 昼営業を希望します。

 

②久しぶりに博多ラーメンに感動    麵屋秀策

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 少し前に松山の夜市近くに「秀吉」というラーメン屋があり、行きたいと思っていたが、突然閉店してしまった。この店はその流れを汲んだ店と聞いて訪問してみた。秀吉は夜のみの営業で遠くでもあり、行けなったが、この店は昼営業をしている。

 博多豚骨を売りにしているラーメン屋さんだ。

 定番みたいな豚骨ラーメンを注文。7席のカウンターのみの小さい店で、店主が一人で切り盛りしている。店主の動きを見ると醤油だれをラーメン椀に投入している。

 早速運ばれてくる。デフォルトのトッピングは薄切り叉焼・もやし・青ネギ。まずもやしから、シャキシャキしてニンニクのドレッシングがあえてあり、とても美味しい。叉焼も臭みがなく、柔らかくこれも及第点以上。スープは醤油が少し聞いた博多豚骨味、豚の臭みもなく、するすると飲める。麺は細麺を硬めに茹でてもらった。これも大満足。

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 いい店を知った。再訪必至。

 福岡の人がこの店のラーメンを食べたら、どんな感想になるのだろう?

 

③感動の醤油味    數寄屋 銀虎 ぎょかい鷄白湯らーめん専門店

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 今日は土曜日。行きたいコンサートが重なってしまい、なんと午後(マチネー)と夜のダブルヘッダー。午後のコンサートが5時に終了、よしラーメンで腹ごしらえだ。ここは以前行った數寄屋 辻葉の姉妹店、6月に開業したばかり。カウンター7席のみの小さい店だ。

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 魚介系醤油味があったので、注文。早速運ばれてくる。

 まずスープ、これはいける。出汁と醤油が混然となった美味しい味だ。

 辻葉の麺は細麺だったが、個々の麺はデフォルトで中太麺。粉っぽくなくで、硬めの茹で加減でこれも行ける。辻葉と同じで鴨・鶏・豚の三種類の叉焼もアクセント。トッピングの海苔にさらにとろろ昆布がのっかっている。繊維質を補うのにちょうどいい。

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 ここも加麺は一回無料。ただし、この時の麺は細麺、これもいける。

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 あっという間に完食。

 ここも昼営業やっていない。なんとかなりませんか。

 

④ちょっと失望    銀座篝

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 日本のラーメン店は詳しくないが、この店の日本本店はかなり有名らしい。その支店が台北にできたと聞いて、早速訪問した。

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 行列に並ぶこと30分ようやく中に通される。店内は非常に清潔感があり、好感が持てる。

 鶏白湯系と煮干し醤油系の2種類のラーメンがある。煮干し醤油にしよう。ついでに卵かけご飯も注文。

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 早速運ばれてくる。きれいな色をしたスープだ、まず一口。期待が大きかっただけに、少し失望、出汁の旨味が出ていないような気がする。醤油との混然感もなく、全体的に「一滴でも逃さず飲み干したい」という衝動はない。

 鶏・豚の二種類の叉焼は美味しい、特に豚。これは旨味があって食べ応えがある。続いて麺、煮干し系は細麺・鶏白湯系は中太麺がデフォルトみたいだ。早速すすってみる。少し柔らかすぎか。また、麺がだまになっており、食べ進む興味が削がれる。

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 まだオープンしたてなので、致し方ないところもあるかと思うが、これでは再訪はしない。

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 もやもやした午後となった。

 

⑤こってり京都ラーメンに癒される    豚人拉麵 – 台北漢口店

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 京都ラーメンはその脂っこさが有名で、年を考えて敬遠していた。今日は日曜日、暑い。こんな時は、いっそとって里ギトギト系のラーメンでもと思い、この店を訪問。以前この店の忠孝店にもう5年前に行ったことがある。その時にはかなりニンニクが効いていたとの印象があり、顧客商売をしている関係上足が遠のいていた。今日は日曜日で午後からのお客様訪問もない。

 12時の開店と同時に現地到着、一番乗りだ。店主は日本人の方で、なんでも豚人は台北に他の店もあるが、すべて独立系とのこと。

 メニューに濃厚系とあっさり系があり、ここでもまた弱気にあっさり醤油系をお願いしてしまう。店主に聞くと、あっさり系は細麺が合うとのことで、それを選択。

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 早速運ばれてくる。まずスープ。あっさり系とは言え、濃厚な豚味だ。ニンニクもかなり効いていて、スープの旨味と醤油と混然となって、一口また一口と飲み進んでしまう。麺は硬めに茹でであり、これも美味しい。とても長い味のしみたメンマ、ニンニクたれがかかったもやし、味の濃い叉焼と不どれも陶然とさせる味。あっという間に完食。

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 暑い午後を乗り切る気力が出てきた。ごちそうさまでした。

 また来ます。