ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第二十八回)

 統一東京の松本です。牛肉麺特集第二弾です。今回は牛肉麺以外の回が3つあります。牛肉麺もいいけど、乾麺とか抄手などの台湾の小麦文化もこれから伝えたいと思います。牛肉麺は横綱級の店にようやく行くことができました。日本人経営の店です。台湾の方は日本のラーメン文化を吸収しつつあり、一方で日本側もこうやって台湾の麺文化を学び取っている。うれしい気分です。

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①横綱級の紅焼    江牛樓

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 長らく行きたかった店だが、ようやく実現した。予約は13時。

 店構えもクラシックな感じでいい感じ。日本人が経営する店で、店内には日本語が飛び交っている。台湾なのに不思議な気分。

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 この店は紅焼の一種類のみ。麺は刀削麺か細麺を選べる。刀削麺にした。

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 まず、前菜が運ばれてくる。バルサミコ酢のかかった野菜が中心。食欲が増してくる。

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 牛肉麺が運ばれてきた。まずスープ。いい出汁でいい味付けだ、ラーメンスープを飲んでいるかのような錯覚に陥る。あっさりとしているが奥深い味。いつまでも飲んでいたい。麺はアルデンテに仕上がっていて、テクスチャが素晴らしい。牛肉は大振りで、「前菜についているワサビをつけて召し上がってください」といわれる。言われたとおりにしてみると、これもいい味。柔らかく、肉の味がいつまでも余韻として残る。麺は一回加麺無料、今度は細麺をお願いする。細麺はより弾力のある麺で、これもラーメンを食べているような感じになる。完食し、お礼を言って退散。

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 次回はいつ来ようか。

 

②手軽な麺屋さん(ちょっと番外編)    老童小吃部

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 牛肉麺のチェーン店が開いた店ということだが、真偽は不明。今日は雙蓮に用事があり、寄ってみることとした。

 店内はとても清潔感がある。何を注文しようか迷ったが、二人だったので、看板メニューである老童招牌拌麺・ジャージャー麺を注文。ついでに、滷肉飯・紅油抄手も一緒にオーダー。早速運ばれてくる。まず、招牌拌麺から、ちょっとピリ辛な油のたっぷりのたれが美味しい。麺もアルデンテでグッド。ジャージャー麺の挽肉餡も食欲をそそる。紅油抄手は老童招牌拌麺と同じたれを使用。プリプリの肉が美味しい。滷肉飯まできれいに平らげた。

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 美味しかった。また来ます。

 

③さっぱりとした紅焼    家一牛肉麵

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 台北オフィスの職員から「自分の小さい時からのソウルフードです。とても美味しいから行ってみてください」との言を受けて訪問。三重にある店で清潔感があり、女性二人がきびきびと切り盛りしている。

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 スープは紅焼のみ、牛肉麺を注文、野菜不足なので茹で野菜(空芯菜)も注文。牛肉麺(大)は一杯120元の安さ。まずスープ、あっさりして美味しいスープだ、化学調味料の味がしない優しい味。いくらでも飲めそう。麺は平打ち麺で日本の稲庭うどんみたいなもちもち感がある。肉も大ぶりで、しっかりした味付け。夢中で食べ進め、アッとゆう間に完食。

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 いい店を教えてもらった。また来ます。

 

④朝食に乾麺を(これも番外編)    樺林乾麺

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 明日は台風が来るという一日前に有休を取った。朝食に麺ということでこの店を選択。小南門駅から歩いて5分ほど、狭い路地に牛肉麺とかいろいろと魅惑的な店が並んでいる。店に入り、乾麺と総合湯(ワンタンや魚団子が入っている)を注文。早速運ばれてくる。

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 まずスープ。優しい味のほのかな出汁の味のするスープ。魚団子もワンタンもグッド。続いて乾麺(ジャージャー麺)。肉みそが美味しく絡まり食欲が進む麺だ。あっとゆう間に完食。

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 これに茹で野菜を加えれば立派な朝食だ。

 台湾にはこういった店がたくさんありうれしい。

 

⑤あっさりスープのワンタン屋さん(またまた番外編)        奇福扁食 信義本店

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 今日は日曜日。東門に行く用事がある。よって、この店を選択。

 古くからある店で、ガイドブックにも多数掲載されている。東門というと鼎泰豊が有名だが、この店はそこまで混んでなく、ちょっと穴場的存在。

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 エビワンタン麺と抄手、写真はないが肉燥飯を注文。早速運ばれてくる。まずワンタン麺のスープ、相変わらずの美味しい出汁が特徴の優しいスープだ。二日酔いの翌日によさそう。エビワンタンもプリプリなエビが美味しい。麺は台湾の昔からあるくたくた麺、これがいい。抄手は山椒の効いた辛いたれが美味しく、いくらでも食べれそう。肉燥飯は日本人なら誰でも好きな味。炭水化物オンパレードだが、たまにはいいでしょう。

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 また来ます。