ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第三十三回)
統一東京の松本です。4月の第一弾のラーメン特集です。今回もいろいろなラーメン情報をお届けします。鯛のラーメンからビーガンまで、そして今回もサンマーメンが入っています。食の多様化のあるアジアに生まれてきてよかったと感じる今日この頃です。悠遊台湾という雑誌に二年間にわたって延べ15件のラーメン店を紹介してきました。その中の麺屋川去が3月閉店しました。15件中すでに3件が閉店しています。台湾での飲食業商売の難しさを感じさせます。
※弊社公式LINEでも本ブログの配信を始めました。ブログ更新の際にお知らせできればと思いますので、是非「友達登録」をお願い申し上げます。
統一東京公式LINE:https://page.line.me/876eunnk
①これはこれであり。 抱きしめ鯛—鯛担麵專門店
https://www.facebook.com/taitanmen.tw
新規出店の情報をゲットし、訪問。大阪が本店のラーメン屋さん。
鯛を全面に出した麺を売りにしている。鯛ラーメンといえば以前行った「魚仔麵(鯛白湯)との比較も楽しみだ。
看板メニューである鯛担麵を注文。辛さは5段階だが、一番下にした。早速運ばれてくる。スープが少なく、担々麺風だ。まずスープ、鯛から取った出汁を使っているとのことだが、辛さが先にきて、いまいちよくわからない。魚仔麵(鯛白湯)と比べると、魚の味があまりしない。でもこれはこれで美味しい。麺はしこしこに茹でられた中太麺、これはいい。トッピングは鯛のてんぷら・豚叉焼・豚ミンチ等、美味しく食べられた。全体的には満足であるが、値段320元を考慮すると、台湾の人のリピーターができるだろうか?ちょっと心配。
②ビーガンだが、カロリーは。。。 多野熊蔬食拉麵
https://www.facebook.com/BlossomRenaVeganCafe
今日は土曜日。中国語レッスンが終わって、さあ昼だ。行きたくて行けてなかったこの店を選択。体は肉を欲していたのだが。
入店するとかわいいワンちゃんがお出迎え。
ラーメンは3種類あるが、白湯を選択。早速運ばれてくる。
まずスープ、かなりゴマの効いたこってりとした美味しいスープだ。スープの量が少なく、なんだか担々麺を食べている気分。麺はストレート中太麺で美味しい。トッピングはビーガンらしく、グルテンミート・こんにゃく・もやし等等。するすると食べ進め、完食。こってりとした味は同じビーガンラーメンの「無口」とは対極だ。次回はベジタリアンの顧客と一緒に来たい。
③本店と変わらぬ美味しさ 丸舢拉麵 – 台北市府店
https://www.facebook.com/p/%E4%B8%B8%E8%88%A2%E6%8B%89%E9%BA%B5-100091241672656/
お気に入りの丸舢拉麵が家の徒歩圏内に支店を出したとの情報をゲットし訪問。中に入ってみると、かなりおしゃれな凝った内装となっている。二階席もあるようだ。定番の鶏貝塩ラーメンを選択。麺は太麺にした。
早速運ばれてくる。まずスープ、この味この味、魚介系のいい味が出ているスープは本店と変わりはない。麺は縮れ中太麺、茹で加減は硬めでのど越しがよく、いくらでも食べれそうだ。二種類の叉焼もいい味。加麺は細麺のみ可能。もちろんお願いする。もちもち感は細麺の方が強い。これもいい。
あっという間に完食。徒歩圏内なのがうれしい。
また来ます。
④屋台風な店のやさしい鶏白湯 葉櫻拉麵
https://www.facebook.com/100490525395416
鬱陶しい雨が続いている。こんな昼はラーメンだ。
行きたかったこの店を選択。場所は北投。
テント風な店だ。屋台といってもいいくらい。
ハマグリ鶏白湯ラーメンを注文。早速運ばれてくる。
まずスープ、ちょっと濃厚な美味しい鶏白湯だ、ハマグリの味もよくマッチしている。トッピングは鶏叉焼、これも美味しい。麺は中太ストレート、茹で加減もいい。スープまで飲み干し、お礼を言って退散。
いい店だ。
⑤家のラーメンはいい (番外編)
家族が来ている。外食が多い単身赴任の身からすると、家に帰って迎えてくれる人がいるのはどこか安心する。秋田の比内地鶏ラーメンが手に入ったので、今日はサンマーメンを作ってくれた。このラーメンは鶏ガラ・魚介出汁の醤油味。サンマーメンにするにはぴったりだ。トッピングはもやしを主役にキャベツ千切り・豚肉・キクラゲ・ねぎ、トロっとしたあんかけに仕上がっている。まず上のあんかけからシャキシャキした野菜・肉とそれをコーティングするあんかけの相性がいい。麵は細麺、しょうゆ味のスープも申し分なし。麵とあんかけトッピングを絡めて食べると、至福の時。横浜人に生まれてよかったと実感する。料理上手な家族に感謝。