ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第十三回)
統一東京の松本です。少し間が空きましたが、その分色々なお店を訪問してきました。今回は初めて高雄のお店もご紹介!ぜひご覧ください!
1. とうとう高雄まで進出 一本拉麵
https://www.facebook.com/ippon.ramen
今日は高雄出張。出張前に部下から二件のラーメン屋リストが送られてきた。とうとう高雄でもランチに牛肉麺ではなく、ラーメンをアレンジされるようになってしまった。二件ともとんこつラーメンだ。前日に顧客との夜接待があったので、塩ゆずラーメンがあったこの店を選択。
他の同僚がとんこつを頼む中。一人塩ゆずを選択。麺は硬めでお願いした。
カウンター内では二人の女性がてきぱきと仕事を進めている。
ラーメンが運ばれてきた。まずスープ、ゆずの香りがいい感じだが、少しだしの取り方が足りない気がする。ゆず味と塩味が勝ってしまい、出汁の旨味がよくわからない。麺はちょうどいい硬さ。たっぷりのネギと鶏叉焼もいい感じ。全体的にはいいと思うのだが、やはりとんこつの店であり、とんこつを頼めばよかったと少し後悔。
高雄で醤油の美味しい店はないものか。
2. やっと帰ってきた昼営業 古流拉麵
https://www.facebook.com/guluramen/
開店当初から非常に気に入っていた店。台湾ラーメン師匠・リースのお客様・婿殿等いろんな人を連れてきた。皆さんも絶賛。しかし、途中で昼営業をやめてしまい、足が遠のいていた。
昼営業を再開したとの情報を得て、本当に久々の訪問。お店自体台南に店舗を出すなど勢いがあるようだ。
今日は奮発して叉焼麺を注文。前菜でキャベツともやしの茹で野菜を頼んだ。
早速まずは野菜から。シャキッとした茹で上がり、箸が進む。ラーメンが運ばれてきた。待望の醤油ラーメン、まずスープ、よい出汁にいい醤油を使っている。一口二口と止まらない。細麺も茹で加減最高。叉焼は牛と鶏、これもいい。トッピングのタケノコも美味しい。ラーメン椀の縁についているのは杏子ジャム、途中からの味変に活躍。
非常に満足のいく一杯、昼営業戻ってきてよかった。
3. ちょっと残念なみそ味 札幌炎神拉麵-永春店
https://www.facebook.com/taiwan.engine/
うちの近くに味噌ラーメンの店ができたと聞いたので早速訪問。台北で味噌ラーメンといえば、行きつけの羽畠くらいしか思いつかない。期待して訪問。
土曜のお昼に訪問、客は私一人。定番の味噌ラーメンを注文。早速運ばれてきた。まずスープを一口、台湾的なしょっぱさで出汁の味も少し物足りない。麺はストレート中細麺でうまくゆでられている。叉焼はまあまあか。
最近の台湾のラーメン水準からするとちょっと物足りないか。
すこしもやもやな土曜の昼となった。
4. いつ食べても不思議な美味しさ 鐵丸十三堂
https://www.facebook.com/teizumaru13
場所は地下鉄「昆陽」駅。こんなところにもラーメン屋さんがある。この店は数年前にたまたま発見して通っている。台湾ラーメン師匠もお連れしたことがある。今回は久々の訪問。
メニューに気に入っていた鴨味醤油ラーメンがなくなっていた。ちょっとショック。代わりに淡麗塩鶏スープラーメンを注文。
澄み切ったスープがきれいだ。でもかなり鶏の味が濃厚で、コクのあるスープだ。美味しい。麺はいつものつるしこ細麺。するすると行けてしまう。鶏叉焼もよし、あっという間に完食。
鴨味醤油ラーメン復活を願う。
5. またまたおきて破り 拉麵彼得(らあ麺Pete)
https://www.instagram.com/ramenpete/
またまた夜ラーメンの禁を犯してしまった。
当日顧客との会食で日本洋食の店を選んだ。最後の締めにパスタと思ったが、「パスタはありません」との回答、えーっ!洋食の店でパスタがないというのはどういうこと?ということを理由にしてラーメン屋に突撃。この店は最近できた店で場所は私の好きな牛肉麺屋さんのとなり。夜しかやっていないので、これ幸いと訪問。
醬油ラーメンを注文。スープの色が濃い。早速一口、少し甘めの醤油味と出汁が一体となったいい味だ。細ストレート麺も小麦の味がよくわかる美味しさ。厚切り叉焼もかなり行ける。
ご主人と思しき方に昼営業希望を伝えると、「人手不足でどうしようもない」との回答。うーん、人手不足は台湾のたーめん業界にとって由々しき問題となりつつある。
でもいい店を見つけた。次はいつ禁を犯そうか。