ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第二十三回)
統一東京の松本です。初めての牛肉麺特集です。今回台湾に赴任して8年9か月が経過しましたが、その間たくさんの牛肉麺も食べてきました。いろいろな方から情報をいただいたり、推薦を受けたりと、牛肉麺を通じてたくさんの方とコミュニケーションを深めてきました。今回はその第一弾を発表します。皆様のご推薦の店をご紹介ください。
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①体が欲する薬膳味 林家牛肉麺
これまでブログでラーメン特集をやっていたが、実は牛肉麺もかなりの数行っていた。自分の怠慢でレポートしてきませんでした。今回から、ラーメンとは別にレポートします。
今日は土曜日、うだるような暑さが続いている。こんな日はいつもの薬膳牛肉麺だ。家から歩くこと12分、この店がある。この店はかの有名な林東芳の元祖店を謳っている。
早速注文、いつもの牛肉麺の大盛(陽春麺)と昆布の小菜。
いいにおいの牛肉麺が運ばれてきた。まずスープ、これこれこの味。薬膳の味がいかにも体によさそう。牛肉は細切りで味もしみて美味しい。シャキッとした野菜もうれしい。あっという間に完食。
元気が出てきた。
②ラー油が決め手の美味しい牛肉麺 成都老幺牛肉麺
以前工商会の関係でお世話になった栖来ひかりさんに教わった店。FACEBOOKもなく、いろいろな牛肉麺の紹介サイトにも載っていない穴場の店。
今日は牛肉麺の気分だったので、行ってみた。小さい店で、15人入ればいっぱいになる。牛肉麺と茹で野菜を注文。
早速運ばれてくる。まずスープ。名前が成都なので相当辛い味を覚悟したが、とてもやさしいスープ、出汁もよくとれている。辛みが欲しければ、テーブルにあるラー油を足せばいいと、店主に言われる。試してみると、味にまた深みが出る。麺はごく普通のきしめんタイプの麺。特筆すべきは牛肉、柔らかくいまく煮込まれていて、これは特筆。
いつものように、あっとゆう間に完食。
また来たい店。
③行きたかった店がラーメン屋と兼業になっていた? 湯神
https://ifoodie.tw/fb/637fd26377b9e927d41c0797
八徳路沿いにあるこの店、正統的な牛肉麺の店のようでずっと気になっていた。今日ようやく訪問できた。行ってみると、いままでの店の面影がない、でも店名は湯神となっている。恐る恐る入店。
メニューを見ると、鶏湯のラーメンがある、紅焼牛肉麺もある、一体ラーメン屋なのか牛肉麺屋なのか?
私は紅焼牛肉麵を注文、連れは鶏湯ラーメンを注文。早速両方とも運ばれてくる。まず、牛肉麺のスープ、かなりマイルドで優しい味だ。牛肉はニュージーランド産とのことで(もっと高いバージョンだと和牛らしい)、弾力がありとてもいい。麺は少し縮れ目の中太麺で、うまく糊化しており、もちもちの触感。するすると食べ、完食。満足であるが、もう少しスープにパンチがあるといいなと感じた。連れのラーメンは麺は牛肉麺と同じ。スープは日本のラーメンの鶏スープというより、台湾の鶏麺のスープに近い味。
ちょっと、はぐらかされた感があったが、全体的には満足。
④安定感のある清炖スープ 廖家牛肉麵
https://ifoodie.tw/fb/559d80fbc03a103ee86c814f
この店は地球の歩き方にも掲載されているほど有名。一時期かなり足しげく通っていたが、ここ最近はご無沙汰していた。今日は祝日、牛肉麵の日と思い訪問。この店の開店時間は午前10時、11時に行ってみるとなんか座れた。実はこの店では、牛肉麺は頼まない。いつも、乾麺と牛骨湯(肉なしスープ)だ。
ところが、今日は乾麺がないと言われた。牛肉麺を注文。
早速運ばれてくる。季節の茹で野菜がたっぷりと乗っているのがこの店の牛肉麺の特徴。まずスープ、牛骨の旨味が口に広がる安定した清炖スープだ。麺は細平打ち麺、するすると食べ進められる。牛肉は少しパサついていて(だからいつも牛骨スープを注文)いるが、これはこれで美味しい。
スープまで飲み干し、完食。
やはり安定した美味しさだ。
⑤売りは牛白湯なのだが。 史記正宗牛肉麺
https://ifoodie.tw/fb/559d9934c03a103ee86c8ec4
今日は会社でランチミーティング。何にしようか迷ったが、この店を選択。この店は日本の台湾ガイドブックに出るほどの店で、白濁した牛骨スープが特徴。でも、私は昔からこの店の紅焼が好きだ。よって、今日も紅焼を外帯。スープは出汁の良く効いたうまみのあるもので、しつこくなく、飲むほどに旨味が味わえる。麺はラーメンに似た細麺、これもいい。牛肉も程よい加減にほろほろさがあり、いくらでも食べれそうだ。
一緒に頼んだ茹で野菜と共に完食。
次回は店に行って食べよう。