ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第五回) 

統一東京の松本です。今回は桃園への遠征から、夜に味わってしまった禁断の味まで、お勧めの3店舗をご紹介致します!

 エビのにおいは誘惑の香り? 五之神製作所 台灣

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自宅から歩いて12~13分の所にあるラーメン屋さん。本店は日本みたいだ。最近ご無沙汰していたが、久しぶりにラーメン仲間と訪問。

ここはエビ味スープのつけ麺・ラーメンで名が通っている店であるが、毎週金曜日から日曜日の3日間で週替わり特別ラーメンを提供する。その時はかなり長蛇の列を覚悟する必要がある。以前一回機会があった、その時はなんとチョウザメスープのラーメンだった(キャビアは入っていませんよ)、ちょっと魚臭かったがなかなかいけた。

今回は正統的にエビラーメンを頼む。つけ麺だとかなりもっちりな太麺だが、ラーメンは中太ストレートで茹で加減もアルデンテでグッド。

五之神製作所拉麵

筍の醬油煮もアクセントを添えている。

なんといってもエビのにおい・味が濃厚なスープが特徴、日本人の味覚センスをくすぐる。以前アメリカ人のお隣さんを連れてきたが、彼は半分でギブアップ。彼によるとアメリカ人はこういった濃厚なエビの味・匂いが苦手な人が多いとのこと。彼には悪かったが、「なるほど、ところ変われば味覚も変わる」と勉強になった。

この店で欠かせないのが、サイドメニューの昆布のカツオ節醤油和え。

付け合わせ

台湾人には大した味と感じられないだろうが、これが日本人にはたまらない。えいっと、白飯も頼んでしまう。これを白飯にかければまさに蠱惑的な味。ラーメンも満足。次回は特別ラーメンを狙おうか?

 

 禁断の味、やっちゃった。 長生塩人

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まず懺悔から。夜ラーメンは基本禁止していたが、今回禁を破ってしまった。

当日顧客兼友人のとあるパーティーに参加。酒・食事もふんだんに提供されていたが、今回はボランティア通訳という格好で参加。日本からのお客様のテーブルに座り、台湾人ゲストとの通訳を担当。多少は食べたが、全く食べた気がしない。仕方なく、禁を破り前から行きたかったこの店を訪問。

名刺

この店は夜営業のみで行ったことがなかったが、すまし塩スープが美味しそうなイメージがあり、思い切っていってみた。時間は8時半。

拉麺①

醤油味で特別麺のものを頼む。スープが美味しい、台湾の醤油味にあまりない甘い系だ。日本の実家の近くにある街中華の名店「奇珍」のスープを思い出す(かのラーメンの鬼佐野氏も絶賛の味)。麺も程よく硬くゆであがっていて満足。

二種類のチャーシューもよく、本音は白飯も追加したかった。昼営業希望。次回はいつ来られるかな?

 

 遠征先で見つけた美味しい店 麵や ズル

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今日は桃園・新竹出張し、顧客訪問。桃園でお昼ということになり、部下から「70年の歴史のある牛肉麺はどうですか?ただ味は試したけどそこそこでした」との提言。彼の学生時代のソウルフードは「林東芳」の牛肉麺で、最近味かかわったと嘆いていた。彼の舌を信じ、「今日はラーメンで行こう」と提案。この店を訪問。

麵屋Zuru

名前が少しふざけているが、店内の説明を見ると「ズル というのは、麺をすする音」とのこと。あれ、台湾人て日本人の麺をすする音嫌いじゃなかったっけ?ヌーハラとか言っているよね。

スープは濃厚味とすまし味の二種類それぞれに塩・醤油味がある。若夫婦と思わしき二人で切り盛りしている。並ぶこと20分ようやく席に案内される。自販機にて注文するシステムで、若女将が優しく注文の仕方を指導してくれる。私は醤油味(日本味に変更)で細麺、部下は塩・細麺を注文。

麵屋Zuru拉麺

スープは出汁がよくとれていて、直接的な醤油味がグッド。麺も硬めに日本人好みの茹で方。メンマ・叉焼も美味しく、これでは行列ができるのも不思議ではない。

桃園に行ったらまた行きたい店。次回は明太子マヨネーズご飯も頼みたいな。

 

それでは今回はここまで。今回は初めて台北以外のお店をご紹介致しました。

皆様の台北以外のおすすめラーメン店があれば是非教えてください、また次回お会いしましょう!