ようこそ、台湾のラーメンの世界へ!(第八回) 

統一東京の松本です。先週に引き続き台湾ラーメンの秋冬コレクション第2弾です!

今回も特色のあるお店を前回に引き続き10店舗ご紹介。気になるお店がありましたら是非教えてください!

 

① さすがの安定感 柑橘Shinn – 魚水

https://www.facebook.com/sobashinncitrus/

今日はまた中国語のレッスンが先生の都合で休み。よし、ラーメンに繰り出そう。

最初基隆路にある牛出汁ラーメン屋に行ったのだが、ものすごい行列で断念。

行き慣れたこの店にする。

①柑橘Shinn - 魚水

柑橘Shinn系統は三店舗あり、この店は魚介をテーマにしている。

早速魚介系醬油味を注文、麺は普通麺にした。

②柑橘Shinn - 魚水

柑橘Shinnラーメンの特徴は出汁と調味料が混然となった美味いスープにある。このラーメンも例外なく陶然とさせる美味さだ。麺も硬めに茹で上がっており、私好み。トッピングは魚介系の名に恥じなくカジキを炙ったものと薄切り豚叉焼。いずれも美味しい。

③柑橘Shinn - 魚水

幸せな土曜日の午後になった。

 

② 旧友再会  麵屋輝

https://www.facebook.com/teru.taipei

この店は数年前までによく通っていた。台湾のラーメン屋では草分け的存在だ。

 ①麵屋輝

大阪の本店は行ったことはないが、初めての訪問で「日本の味を出しているな」ということで、その後たびたび訪問した。そうこうするうちに台湾でのラーメンは飛躍的な進歩進化が起き、店も増えたので、ちょっと足が遠のいていた。

②麵屋輝

今日はいつものように魚介系とんこつを注文。

③麵屋輝

麺は細ストレートで、茹で加減もいい。スープも豚骨と魚介が複雑に絡み合い、美味さが倍増している。叉焼も美味しい。大盛を注文したが、あっという間に完食。

久しぶりの旧友に会った気分。

 

③さすがのうまさに脱帽 麵屋昕家

https://www.facebook.com/shingaramen

 ①麵屋昕家

東湖というちょっとというかかなり市の中心から離れたところにある店だが、行列が絶えない。今回3度目の訪問。過去数回再訪を試みるも、あまりの行列の長さに辟易し断念していた。今日は少し早めに訪問、前に2人が並んでいるばかり、ラッキー。

②麵屋昕家

そうこうする内に後ろはかなりの人が並んできた、まだ開店前なのに。

「遊遊台湾」という日本人台湾駐在向けの雑誌(年一回発行)にラーメン特集を組ませてもらったが、この店も紹介したい店だった。ただし、再訪がかなわず断念していたもの。

この店の特徴はしっかりとした鶏ガラ出汁。今日も醤油味を頼む。

③麵屋昕家

個々の醤油はかなりガツンとしたストレートな醤油味だが、鶏ガラスープがうまくそれを受け止めて、微妙に良い味わいを出している。一口飲むとまた一口飲みたくなるうまさ。麺もいわゆる町中華のラーメンっぽい細固麺で、これも美味しい。替え玉一回無料なので、早速お願いする。鶏叉焼・豚の薄切り叉焼も花を添える。

④麵屋昕家

自分的には、醤油味ではかなりの上位にランクする味だ。また来ます。

 

④ いつもと違ったラーメンの楽しみ方  初 拉麵&煎餃

https://www.facebook.com/people/%E5%88%9D-%E6%8B%89%E9%BA%B5%E7%85%8E%E9%A4%83/100064011188489/

この店は喜多方ラーメンの店である。数年前に開店し、よく通っている。喜多方ラーメンの特徴はあっさり醤油味スープと扁平麺、この店もその特徴をよく出している。開店当初は、「日本風にもっと醤油味を濃くしますか?」と聞かれたが、最近はなくなった、お客さんがほぼ100%台湾人だからなのだろう。

①初 拉麵&煎餃

実はこの店に通うのは理由がある。ラーメンを食べるとどうしても野菜不足・繊維不足になる。この店は野菜炒めラーメンがあり、いつもそれを頼んでいる。ちょっとした贖罪感覚か。正当な喜多方ラーメンファンからすれば邪道と映るだろうが、野菜炒めの油と野菜汁が混然となった汁が醤油味のスープと絡み合ってとても美味しい。野菜もしゃっきりと炒めてあって、グッド。ついまた来てしまう。

 

⑤ 敷居は高いが、コスパ良し Yoru-よる

https://www.facebook.com/Yorutaipei

①Yoru-よる

この店はミシュランの星の店である。

②Yoru-よる

予約は必須で、ほぼ秒殺、今回は奇跡的にお昼の予約が取れた。この店は、ラーメン専門店ではない、昼間はステーキ丼やカツ定食などが中心で、その中に一つだけラーメンメニューがある。今回は牛肉ラーメンを注文。

厨房ではシェフと思しき方と数名のアシスタントが忙しく料理をしている。

早速牛肉ラーメンが運ばれてきた。

③Yoru-よる

スープはあまりくどくないとんこつ系の醤油味か?とても上品な味だ。麺はやや太めのストレート系で、茹で加減がいい。トッピングの牛肉が高級感を出し、メンマもいい味を出している。これで290元。コスパ的にはいいと感じた。ちょっと、普段のラーメンと違う雰囲気で楽しめた。

再訪?予約ができればまた再チャレンジしたい。でも、隣の席のステーキ丼も美味しそうだったな。

 

⑥ 立ち食いソバ感覚 金沢拉麵

https://www.facebook.com/kanazawa999

本日は人間ドック。朝抜きで、胃カメラ検診。日本の一部の病院と違い麻酔をしてくれるので楽だ。お昼目までに検診は終了、でもまだ麻酔で少しふらついている。医院でだされたトーストでは物足りない。やっぱりラーメンか?夕べからろくに食べておらず、かなりおなかがすいている。こんな時はこの店。

①金沢拉麵

メニューは写真の通り、普通の値段だが、加麺は何回でも自由、ご飯も自由と大食漢にはたまらない。

スタンダードな魚介系金沢ラーメンを注文。

②金沢拉麵

途中で加麺一回。スープは薄味に仕上がっており普通に美味しい。麺は自家製ではなく、そうめんみたいな細い麺、普通の味。この普通のところがいい。日本で立ち食いそばを食べている感覚。満足でした。

 

⑦ またまた台中に名店発見 La’麺Knock Out

https://www.facebook.com/people/ConceptLa%E9%BA%BAKnockOut/100076196222556/

今日は台中出張。午後の顧客訪問前に腹ごしらえとしよう。初めての店だけど、日本人が経営しているこの店を選択した。いろいろと種類があるが、正統的に魚介系醤油ラーメンを注文。

①La’麺Knock Out

早速運ばれてきた。思ったより醤油の色が濃くない。スープを飲んでみるとよい出汁が出ている。かなりうまくとった出汁だ。醤油の味はそんなに強くなく、出汁のうまさを前面に出した美味しいスープだ。麺も細麺でしこしこの美味しさ。メンマも叉焼もマッチしており、あっとゆう間に完食。連れはエビ系のスープのラーメン。ちょっと、味見させてもらったが、これもいい。

②La’麺Knock Out

台中でまた来たい店が増えた。うれしい。

 

⑧ 行列はうそをつかない 旨燕-Tsubame

https://www.facebook.com/Ramen.TSUBAME

①旨燕-Tsubame

二回目の訪問である。以前の味わった美味しさが忘れなくて行列覚悟で再訪した。11時から整理券が配られる。11時過ぎにつき、整理券をピックアップすると14番目だ。何とか一巡に入れそうだ。

②旨燕-Tsubame

11時半に開店、結局中に通されたのは11時50分。

③旨燕-Tsubame

醤油味を注文。泡立ったスープに鴨叉焼・鶏叉焼が見え隠れしている。スープは濃厚な鴨出汁醤油味、日本人好みの塩加減。麺は鹹水が効いているのか、黄色のもっちり麺、美味い。よくスープに絡む。三種類のチャーシューも大満足の味。さすがに行列ができる店だけある。

次回はいつ来ようか。

 

⑨ やっぱり美味しい柑橘系 柑橘Shinn – 鴨蔥

https://www.facebook.com/sobashinncitrus

①柑橘Shinn - 鴨蔥

さるお客様のリクエストにお応えして訪問。自分はもう何回目の訪問だろうか?

②柑橘Shinn - 鴨蔥

名前の通り、鴨をテーマにしたラーメン。柑橘系の2店舗目の店。

③柑橘Shinn - 鴨蔥

醤油系清湯を注文。麺は細麺を選択、茹で加減は硬めにした。

麺はしこしこでうまくゆであがっている。スープは鴨の味がよく出ていて、まるで鴨南蛮を食べている感じがする。叉焼・鶏叉焼・鴨叉焼もいいアクセント。さすが柑橘系。大満足。お客様も満足そうだった。

④柑橘Shinn - 鴨蔥

再訪必至。ごちそうさまでした。

 

⑩ これはラーメン牛肉麺? 麵屋牛心

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①麵屋牛心

数年前まで「麺屋牛一」という牛肉麺屋が忠孝そごう近くにあった。麺は日本のラーメンに近く、スープも鶏白湯で、牛肉麺を食べながらラーメンを食べている雰囲気だった。

今度はオフィスの近くに同じコンセプトの店がオープンした。早速訪問してみる。牛白湯ラーメンを注文。麺は細麺にした。

②麵屋牛心

早速麺が運ばれてくる。これはどう見ても牛肉麺じゃないの?麺は牛肉麺によくある細麺だ、茹で加減は硬めにお願いした。スープは白濁した牛骨出汁がよく出ているスープ、これはラーメン寄りか。。。乗っている牛肉は林東芳で出てくるタイプの牛肉。

全般的には満足であったが、ラーメンを食べているのか牛肉麺を食べているのか不思議な感覚だった。

③麵屋牛心

 

前週に引き続いての秋のラーメン特集(後編)は以上となります。

2週に渡ってご愛読を頂きましてありがとうございました。

引き続きどうぞよろしくお願い致します!